Wednesday, June 28, 2006

◎理想は3人、現実は2人=「子育てにお金掛かる」-出生動向調査・厚労省

(時事通信社 - 06月27日 19:10)
 「理想は3人だが、子育てにお金が掛かるので2人で我慢」-。厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が27日に発表した「出生動向基本調査」で、妻側のこんな意識が浮かび上がった。



 調査は昨年6月、妻が50歳未満の夫婦約8000組を対象に妻へのアンケート方式で実施。有効回答の中から初婚の妻約6000人分を分析した。5年ごとに行っていたが、国勢調査と比較するため2年早めた。



 理想の子供数は平均2.48人(2002年の前回調査2.56人)、実際に産むつもりの子供数は平均2.11人(同2.13人)。理想と現実の差はやや縮まったが、いずれも過去最低となった。



 理想の子供数と、産むつもりの子供数との関係では、子供が3人いる夫婦で理想数と予定数が一致。2人以下では理想数の方が多く、4人以上では逆に理想数の方が少なかった。 



[時事通信社]

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