(読売新聞 - 10月29日 19:42)
読売新聞社の「読書」に関する全国世論調査(14、15日実施、面接方式)で、この1か月間に1冊も本を読まなかった人は49%だった。
前年調査より3ポイント減ったものの、過去10年、50%前後を推移している。年代別では、20歳代で「読まなかった」が前年より7ポイント増の48%となり、この質問を開始した1980年以降では最多だった。若者の「本離れ」が浮き彫りとなった。一方、50歳代、60歳代で「読まなかった」は、それぞれ49%(前年比6ポイント減)、51%(同10ポイント減)に減少し、「本回帰」となった。
本離れの歯止め策について聞いたところ、「家庭で読書の習慣を身につけさせる」51%、「学校で読書教育に力を入れる」47%――などが高かった。
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