(読売新聞 - 10月16日 14:51)
厚生労働省は16日、たばこを吸う成人を減らすため、2010年度までに達成すべき喫煙率の引き下げの数値目標を新設する方針を固めた。
04年現在で男性43・3%、女性12・0%の喫煙率を、〈1〉男性30%・女性10%〈2〉男性35%・女性10%〈3〉男性25%・女性5%――以下に引き下げる3案を検討している。近く3案を厚労相の諮問機関・厚生科学審議会に示し、年内にも目標値を一つに絞って公表する。
3案の目標値はそれぞれ、〈1〉「たばこをやめたい」と考える喫煙者がすべて禁煙できた場合〈2〉禁煙に自信のない人を除き、禁煙したい人がすべて禁煙できた場合〈3〉1997年調査の喫煙率を半減させた場合――から導き出した。
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