Monday, October 23, 2006

若年化…ストレスで悩み? 広告代理店調査

パートナーとの性交渉が月1回未満の人が30代男性で28%に上るなど、「セックスレス」の若年化が、医療系広告代理店「電通サドラー・アンド・ヘネシー」のライフスタイル調査で分かった。仕事などで強いストレスを感じ、日常生活の充実感が乏しいなど、「若者の元気のなさ」が表れる結果になったという。

 調査は9月23、24両日、インターネット上の質問に回答した人のうち、首都圏在住の20代~40代の男性各500人を無作為抽出して分析した。

 その結果、セックスレスは20代で16%、40代で38%に上った。「朝目覚めた時、勃起(ぼっき)している」は20代で「まったくない・5日に1回以下」が計25%、「3~4日に1回」が28%。満足な性交ができないほど勃起不全(ED)だと思う人は全体で10%おり、「いつごろから」の回答は平均32歳だった。性的興味が「ほとんどない・ときどきしかない」は20代で計29%、40代で計35%いた。

 日常生活は、ストレスが「非常にある」20%、「多少ある」65%。原因(複数回答)は「仕事・上司」86%が、2位の「家庭・家族」26%などに比べて多かった。

 「ときどき」「かなり」「いつも」感じることの合計では、「何となく疲れる」84%▽「イライラする」83%▽「泣きたい気持ちになる」43%▽「自分が死んだ方が他の者が楽だと思う」27%。逆に「ほとんど」感じないことでは、「朝起きて気分が良い」29%▽「将来に希望がある」23%▽「自分は役に立つ人間だと思う」12%--などの回答が目立った。【山田大輔】

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