Friday, December 22, 2006

「視力1・0未満」小学生の3割、中学生は5割超す

(読売新聞 - 12月21日 22:01)
 視力が「1・0未満」の子供が、小学校で3割近く、中学校では2人に1人に上ることが21日、文部科学省が発表した今年度の学校保健統計調査でわかった。

 子供の視力低下は20年以上続いており、同省は「テレビゲームやパソコンの影響ではないか」とみている。

 調査は、今年4~6月に健康診断を受けた全国の幼稚園児と小中学生、高校生から、計約336万人分を抽出して集計した。

 それによると、視力が「1・0未満」の小学生の割合は、昨年度比0・7ポイント増の27・2%。視力が調査項目に加わった1979年度以降で最も高くなった。79年度は17・9%だった。

 「0・3未満」の小学生も6・1%と、やはり過去最高。79年度の2・7%の2倍以上の割合になった。

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