Tuesday, July 11, 2006

Angka tetap hidup sesudah 5 tahun di RS Khusus Kanker, berbeda 28 point

2006年07月11日06時18分
がん専門病院、5年後の生存率に最大28ポイント差

 国公立のがん専門病院などでつくる「全国がん(成人病)センター協議会」(30病院)の加盟施設で、入院治療を受けた胃がん患者の5年後の生存率(5年生存率)は、最高70%、最低42%と28ポイントもの差があったことが、厚生労働省研究班(班長=猿木信裕・群馬県立がんセンター手術部長)の調査で分かった。診療体制や治療内容が影響した可能性がある。
図表

がん専門施設での5年生存率の分布

 胃がんのほか、肺がん、乳がんについて、98年に初めて入院治療を受けた患者の5年生存率を比べた。それぞれのがんで50人を超える患者を治療し、90%以上の患者について経過を追えているなどの条件に合う病院に限った。また、早期がん患者が多い病院ほど生存率が高く出てしまう可能性があるため、進行度や年齢の影響を除いて生存率を算出した。

 その結果、胃がん(18施設)は最高70.1%~最低42.3%で27.8ポイント差▽肺がん(18施設)は43.5%~18.3%で25.2ポイント差▽乳がん(14施設)は92.6%~79.0%で13.6ポイント差だった。施設ごとの成績は公表していない。

 胃がんの18施設の中で最下位だった施設は、症例数では全体の4番目と多いにもかかわらず、生存率の低さが際だっているため、研究班では問題点の調査を施設側に依頼している。

 研究班は昨年初めて、同様の調査をした。施設が異なり直接の比較はあまり意味がないが、97年に初めて入院治療を受けた患者の5年生存率は胃がん(13施設)が70.3%~53.3%で17.0ポイント差▽肺がん(18施設)が34.9%~15.1%で19.8ポイント差▽乳がん(14施設)が86.1%~73.1%で13.0ポイント差だった。

 研究班では、施設名を含め、今後どのように個別の治療成績を公表していくか検討中だ。

 猿木さんは「施設間に格差がある可能性はある。各施設が自らの弱点を認識し、診療体制などを検討するきっかけにしてほしい」と言っている。

No comments: